
警備員ブロガー匠です。
私は前職での介護業界で施設長として従事し、入浴介助、排泄介助といった現場仕事はもちろん、 売り上げという数字を求められる立場という肉体的・精神的にも追い詰められる職場に耐え切れなくなり、フランチャイズで起業を試み、結果、早期撤退という苦い経験を持っています。
この記事では実際に体験したフランチャイズの裏側から「開業屋」、「居抜き屋」といった負の側面について語っていきます。
この記事を読めば、現在フランチャイズでの起業を検討されている人も、「開業屋」、「居抜き屋」といった実態を知ることができ、一度立ち止まって冷静な判断を下せる可能性が上がります。
起業をお考えのあなたには、私のような体験をしてほしくないとの強い思いで記事を書かせて頂きますので最後までお付き合い下されば幸いです。
私たちの身の回りに普通に存在している「開業屋」
唐突ですが、「ミナミの帝王」という漫画をご存じでしょうか?
漫画だけでなく、ドラマにもなっていて、竹内力が主演し、有名になりました。
主人公「萬田銀次郎」という闇金融が、どこからも借金出来なくなった人たちにお金を貸し、追い込んでいくという内容です。
「トイチ」(10日に1割の利子)という超高利貸しでありながら、その借り手が悪徳業者に騙されると、最後には助けるといったいわゆる「勧善懲悪もの」です。
(「トイチ」の闇金に手を出すような登場人物なので、もはや普通のところでは借金出来ないような社会的弱者がトラブルに巻き込まれていくという内容です)
この「ミナミの帝王」にも登場するのが「開業屋」と言われるビジネスです。
話の中では喫茶店にエキストラである大勢の客を使い、絶対に儲かる繁盛店と見せかけて売りつけ、店を買った本人は借金をして開業します。
その後、大きな希望を抱いていざ開業したはいいものの、開店後には閑古鳥が鳴き続け、「こんなはずじゃなかった」・・・
最終的にはその店が元の売り手に戻り、騙した側は丸儲けというビジネスです。
悪徳業者はこれを利用し、1つしかない店の所有権移転を繰り返し、暴利をむさぼります。
私のフランチャイズでの起業もまさにこのような営業トークで、「必ず儲かる」と、いかに優れたビジネスモデルかを語っていました。
実際には仕事はほとんどなく、フランチャイジーあってのビジネスではないのか?という実態の無さでした。
実際にはここまで露骨ではありませんが、コンビニ業界がこの開業屋に近いシステムを取っているといます。 よく耳にする話ですが、先にオープンしているコンビニが採算が取れる、儲かる商圏と分かると本部はどうするかというと、同じ業態のコンビニ(まったく同じ商品を取り扱う店舗)を道路の向かいや、すぐ近くに建てたりします。
当然ですが、先にオープンしていた店舗の売り上げはガタ落ちとなり、廃業に追い込まれることとなります。
これは何を意味するのかというと、本部側は開業のための最初から加盟金狙いであり、加盟店側の人生をかけた開業など全く考えてはいないということです。
コンビニ業界だけでなく、ちょっと冷静な視点を持てば、この開業資金目当てで実態の伴わないフランチャイズのビジネスモデルは山ほどあります。
この「開業屋」という事実を頭の片隅に入れてフランチャイズの検討をするだけでもより失敗しない選択に近づくことが出来るでしょう。
「居抜き屋」というビジネスの存在
「開業屋」と並び、意外と世間の認知度が低いと感じるのが「居抜き屋」と言われるビジネスです。
フランチャイズに限らず、飲食店などは廃業率が高く、1年以内に30%、2年以内に50%が閉店してしまうと言われています。
2年以内に半分が廃業です。
私自身もそうでしたが、このようなデータを見せられても何故か「自分だけは大丈夫だろう」と自分に都合の良い解釈をしがちです。
「居抜き屋」とは主に飲食店が廃業した際に、飲食店用に改装した店舗をまた別の飲食店の開業のために有効利用しようとするビジネスのことを指します。
これはこれで開業する側は安く店内の改装が出来るために得策と考えると思います。
しかし、ここで見落としてはならないのが、この「居抜き屋」というビジネスが成り立っているということの裏返しに、それだけ廃業する業者が多いという事実です。
この事実も「自分だけは成功する」という根拠のない自信を冷静に見つめなおす材料となります。
開業するにあたり、失敗を恐れずに飛び込むことは大切ですが、「勇敢」と「無謀」は表裏一体であることをやはり心の片隅に置いておくことをおすすめします。
まとめ
フランチャイズの裏側、「開業屋」、「居抜き屋」というテーマについて解説させて頂きました。
いかがでしたでしょうか?
こういった事実やデータを知ることも開業前にはとても大切なことで、失敗の要素を出来る限り取り除くことが成功に近づく種子となります。
とかく「自分だけは大丈夫」と考えがちになるその姿勢を冷静に見直すことが何より大切です。
この記事をお読みくださった方が少しでも豊かな人生を歩まれることを願ってやみません。
最後までお読みくださりありがとうございました。
警備員ブロガー匠でした。
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警備員ブロガー匠です。
ご訪問ありがとうございます。
私は一念発起して起業したフランチャイズの失敗により多額の借金を抱え、その状況を打破するべく、特にアフィリエイトを中心とした副業に関するマニュアルやセールスレターを一通り見てきました。
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